キムラ ヒロカズ

東京本社・商品企画開発 / 入社2年目
保育園で勤務している時に、アレルギーでお菓子を食べられない子ども達と接し、お菓子メーカーの商品企画の道へ。1社で経験を積んだ後に金吾堂製菓に入社し、日々商品開発に取り組んでいる。

困難があっても前向きに解決する社風だからこそ、多くの人に喜んでもらえるお菓子がつくれる

「アレルギーの子どもたちに安全なお菓子を届けたい」その思いで商品企画の道へ

私はもともと保育園で働いていました。アレルギーでお菓子を食べられない子ども達と接するうちに、「みんなが安心して食べられるお菓子を開発したい」という思いが芽生え、前職にあたるお菓子メーカーの商品企画職に転職しました。
その後、一旦お菓子から離れ自分を見つめなおす時間を持ちましたが、やはり菓子への想いは消えずともと商品のファンだったこともあり、募集のかかっていた金吾堂製菓に入社しました。アレルゲンになる食品を極力使わないようにしている点も魅力的でしたね。
現在は、市場調査・コンセプトづくり・商品設計・新規原料を使用しての試作・価格調整など、商品企画全般に携わっています。

他部署の協力なくして商品開発はできない。信頼関係の構築に力を注いでいる

商品企画という仕事は、製造・品質保証・営業などさまざまな部署のメンバーの協力があってこそです。
新商品をリリースするまでは、今までとは違う工程が加わったりタイトな日程になってしまったりと、たくさんのハードルがあります。そのため、気持ちよく協力してもらえるよう、コミュニケーションの取り方に気を配っています。
工場に定期的に行くのもそのひとつです。岩手と栃木に工場があり本社からは離れているので、対面で話す機会が不足しがちです。電話やメールですとどうしても気持ちが伝わりにくいので、工場勤務の社員たちと直にコミュニケーションを取ることで信頼関係を築けています。

おいしいお菓子を多くの人へ。共通の思いが仕事のしやすさにつながっている

金吾堂製菓は、使用する原料・味・安全性など品質に徹底にこだわっており、時には他部署に難しいお願いをすることもあります。
そういった時でも、前向きに協力・サポートしてくれる人たちばかりで、とても仕事がしやすいです。自社製品に愛情を持っている社員が多く「おいしいお菓子をたくさんの人に届けたい」という思いを、共有できているからだと感じています。
商品企画は大変なことも多いですが、無事にリリースできた時の嬉しさは格別です。店頭に自分が携わったお菓子が並んでいると、嬉しくて仕方がありません。特にお客様が手に取ってくれているのを見たときは、最高の気分です。

アイディアを尊重してもらえる環境で日々成長中

私は入社してまだ2年目ですが、周りの上司や先輩たちがすごく意見を尊重してくれていると感じています。良いアイディアがあれば積極的に実現を目指す社風なので、自分のアイディアが形になる喜びを味わえていますね。
上司は、味つけ以外にも食感などさまざまな角度からアプローチした新製品を企画していて、毎回すごいなと驚いています。
今の目標は、上司のように多くの人に喜んでもらえる商品をつくることです。そのために、他社製品の研究や商品開発セミナーに参加するなど、日々学んでいます。ゆくゆくは完全にアレルゲンフリーのお菓子を開発できたらと考えています。