カミオカ ヨウスケ

栃木工場・包装係長 / 入社16年目
高校卒業後、新卒で入社し、16年間にわたり製造業務に携わっている。現在は包装係長として、包装工程全体を管理し、作業環境の整備やメンバーの管理、生産計画の立案などを担当している。 

親身になって育ててくれた周りの人たちのおかげで今がある

入社理由は「家が近いから」。周りの人たちのおかげで16年間続けられた

高卒で、「家から近いから」という単純な理由で入社しました。正直なところ何も考えていなかったのですが、周りの人たちに助けられ16年間続けられています。
現在は包装係長として、生産計画の作成や約40名いるメンバーのマネジメント、働きやすい環境づくりなどを担当しています。また、きれいな見た目の製品にするための品質管理もしています。

教え方や作業場のレイアウトなど働きやすい環境づくりに注力

新人さんに接するときに心がけているのは、こちらからあいさつや困っていることがないかなどの声掛けを積極的にし、職場に慣れてもらうことです。「2週間でできるようになって」といった、プレッシャーになる言い方は一切しません。
また、人それぞれ感じ方は違うので「きれいに製品を詰めて」といったあいまいな指示ではなく、見本を見せて説明するなど工夫をしています。
仕事をしていて一番やりがいを感じるのは、自分が考えた改善で周りの人が喜んでくれることです。私の担当部署は女性が多いため、スイッチが高いところにあって届きにくいなど、レイアウト的に作業しにくい部分がありました。
そこで配置を見直して楽に作業できる環境を整えたところ、「作業がしやすくなりました、ありがとうございます」とわざわざお礼を言いにきてくれたんです。本当に嬉しかったですし、より働きやすい環境づくりへのモチベーションがあがりました。

生産効率を見直してゆとりを持って働ける職場にしたい

今後の目標は、機械のメンテナンスができるメンバーを増やすことと生産計画のブラッシュアップです。機械のメンテナンスがいつでもできれば、不調をすぐに解消できて生産ラインを止めずに済むので、生産効率があがります。また、業者さんに依頼するコストも削減できます。
私がより多くの機械のメンテナンス技術を習得するのはもちろん、メンテナンスができるメンバーの育成にも取り組んで行きます。
また、生産計画を見直すことで、忙しい時と時間のある時の差をなくし、残業や休日出勤を削減したいですね。メンバー全員がゆとりのある働き方をできる状態が理想です。

一生懸命に向き合ってくれた人たちがいたからこそゼロから成長できた

金吾堂製菓の良いところは、できないところがあってもちゃんと相手を認め、一生懸命向き合う社風だと思います。
私は入社した当時、敬語もろくに使えず人として未熟でした。しかし、周りの人たちは、根気強く仕事を教えてくれたり、時には仕事終わりにご飯を食べながら話を聞いてくれたりと本当に良くしてくれました。社会人として必要なことを教えてもらい、長い目で見て育ててもらえたと感じています。
技術的な面でも何もわからないところから、専門的な技術を身につけて、現場のまとめ役を任せてもらうまでに成長できました。私もまだまだですが、後輩の成長を支えられるような存在になりたいです。