ムラカミ ノリタカ
岩手工場・製品課課長、包装・焼成工程責任者 / 入社23年目
製造業、トラックの運転手を経て23年前に入社し、製造現場で活躍。現在は、製品課課長を務めており、包装・焼成(しょうせい)責任者として、主に包装工程全体を管理している。
自信を失った時、仲間に救われた。温かな人間関係のおかげで今もこれからも頑張れる

きれいな見た目の製品を届けられるようさまざまな工夫をしている

主な担当業務は、最終の袋詰めの工程や45名くらいいるパートさんの管理業務です。機械のメンテナンス、パートさんが作業しやすい環境づくりなどをしています。包装はお客様が最初に目にする部分なので、しわがないか、お菓子がきれいに入っているかなどに特に気をつけています。
新人さんに仕事を教えるときは、安全第一です。機械を使用する作業なので、ケガにはすごく気をつけていますね。より安全な導線を考えるなどの工夫をしています。
まずは先輩の作業を見学し、じっくり注意点を覚えてもらってから、少しずつ作業をお任せする流れです。
自分の改善でロスが減る・効率が上がるのが何よりのやりがい
やりがいを感じるのは、自分の改善でロスが減ったり効率改善できたりしたときです。今までで一番印象に残っているのは、最終の箱詰め作業の改善です。袋詰めしたお菓子を数えて段ボールに詰める作業があるのですが、機械のスピードが早く、2人で作業しなければいけませんでした。ですがとある工夫をしたところ、1人でできるようになりました。まるまる1人分の作業を削減できたので、すごくよい改善ができたと感じています。
長年続けられたのは仲間たちのおかげ。工場長が遠方から話を聞きに来てくれた

昔、自信を失って退職しようとしたことがあるのですが、当時は栃木工場にいた今の工場長がわざわざ岩手まで来て、励ましてくれたため、思いとどまりました。食事をしながら話を親身に聞いてもらい、その気持ちがとても嬉しかったのを覚えています。
あとは、携わるおせんべいの魅力です。競争が激しい食品業界で大きく落ち込むこともなく長年続けられているのは、材料にこだわってずっといいものをつくり続けているからです。自分が関わった製品が、たくさんの人に喜んでもらえるのはとても誇らしいですね。
仕事もプライベートも楽しんでいる社員が多い、居心地のよい職場

時には大変なこともありますが、仕事もプライベートも楽しんでいる社員が多い会社です。居心地のよい職場で腰を据えて働きたい方には、すごくいい環境だと思います。