イシカワ トモヤ

岩手工場・生地課 / 入社4年目
高校卒業後、製紙工場で10年ほど働いた後、金吾堂製菓に入社。現在は、主に生地の乾燥と形を整える作業を担当している。

小学生から「ありがとう」と手紙をもらうことも。やりがいと誇りを持って仕事ができている 

前職は製紙工場勤務。ものづくりの経験や体力を活かせている

製紙工場で約10年間働いていたのですが、工場が閉鎖されることになり、求人広告を見て入社しました。前職で重いものを持つことが多かったため力には自信があり、活かせそうだと感じたんです。
現在は、生地の乾燥と形を整える作業を掛け持ちしています。形をつくる機械を操作して、必要に応じて調整することで、きれいな生地になるよう作業しています。
8時出勤と10時出勤の日があるのですが、今は10時出勤がメインです。出社したら、おせんべいの生地を乾燥機に運ぶ作業をして、11時になったら早番と交代して生地の形を整えます。お昼休みから戻ったら、午前中と同じ作業を繰り返します。最後に掃除をして、19時くらいに退社します。
材料の運搬や機械のメンテナンスなど、前職の経験が役立つ場面も少なくありません。

何度も丁寧に教えてくれる先輩たちのおかげで苦手な作業も克服できた

入社当初は、先輩の作業を見学して、簡単な業務から少しずつ慣れていきました。わからない点はどんどん質問し、メモするようにしていましたね。
私は覚えるのに時間がかかる方なのですが、先輩たちは何回聞いても丁寧に教えてくれたので、すごく感謝しています。おかげで、苦手だった機械の誤作動などトラブルの対処も、一人でできるようになりました。
仕事をするうえで気をつけているのは、生地に異物を混入させないことと、その日の湿度に合わせて乾燥の時間などを調節することです。確かな品質のおせんべいをつくれるよう、日々心がけています。
加熱する工程があり構内が暑いので、熱中症対策も欠かせません。先日設置された水やレモン水が飲めるドリンクサーバーを使って、しっかり水分補給しています。

小学生からの「おいしかったです」の手紙が本当に嬉しかった

仕事をしていて特に嬉しかったのは、会社に届いた小学生からの「おいしかったです」という手紙を見せてもらったときです。一生懸命書いてくれたんだなと、自分の仕事を誇らしく感じました。
社員同士の仲が良いのも、仕事へのモチベーションにつながっています。役職などに関係なく、みんながとても気さくに接してくれているので、話しやすいです。
休憩時間はよく趣味の話で盛り上がっています。釣り好きな人が多いので、週末は工場長も含めてみんなで釣りに行くことも多いですね。

今の目標は新人さんに優しく教えられる先輩になること

自分自身のスキルを磨くのと並行して、新しく入ってくる方たちに優しく教えられるようになりたいです。

具体的には、しっかり声を掛けて新人さんが慌てないようにしっかりフォローする、安全な導線を整えるなどトラブルが起こらない環境づくりをするといった取り組みです。
先輩みんなで、安心して仕事ができるようサポートするので、製造業が初めてでも心配はいりません。まずは安全対策からスタートして、少しずつ業務を覚えていきましょう。